住之江区の整体は「山本整骨院」

手術せずにすべり症を改善する方法を大阪市住之江区の整体師が解説

 

   ・朝起きる時に腰が痛い

   ・長時間歩くと腰から足にかけて痛みだす

   ・いつも腰が重たい 

   ・整形外科で診てもらったら“すべり症”と診断され酷くなったら“手術”と言われた。

 

 

そんな経過を辿り、毎日悩み続けておられるのではないでしょうか?

 

仕事や家事が忙しい今、長期入院なんて考えられないし

なんとか手術せずにすべり症を良くしたい。

 

でも具体的に何をすれば良いのか分からなくて困っていませんか?

 

そんな痛みと悩みから解放されるよう大阪市住之江区の整骨院が

手術をせずにすべり症を改善する方法を解説します。

 

 

   目次

   すべり症とは?

   すべり症の種類

   すべり症の原因

   すべり症の手術

   すべり症の改善法

    ・寝方、座り方、歩き方

    ・食事、栄養

    ・運動、ストレッチ

   まとめ

 

 

すべり症とは?

 

すべり症 1

 

すべり症とは、背骨が前方にずれてしまう病気で

そのことにより神経が圧迫され、痛みや痺れなどの症状が出てきます。

 

初めは寝返りや朝起きる時の痛みから始まり、長時間歩いたり立ったりしていると

腰から足にかけて痛みや痺れが出てきます。

 

 

 

すべり症の種類

 

すべり症 2

 

1.変性すべり症

 

変性すべり症とは、背骨の分離が無いすべり症で肥満や不良姿勢などから

腰の反りが強くなって起こる、中年以降に多いすべり症です。

 

 

2.分離すべり症

 

分離すべり症とは、上図のように背骨が分離しているすべり症で

小・中学生頃の激しい運動による腰の負担で起こる、すべり症です。

 

ごく稀に、成人以降に肉体労働で分離してしまう方も現れます。

 

 

すべり症の原因

 

すべり症 3

 

すべり症の原因は、腰の反りが強くなり

腰の骨を前に押し出す力が強くなることで起こります。

 

 

腰の反りが強くなる3つの原因

 

1.歩行不足

 

人間は歩く時に腸腰筋という腰から足の付け根についている筋肉を使って

歩くのですが、歩行不足が続くと、その腸腰筋の筋肉が弱くなります。

 

腸腰筋が弱くなるとカラダは前に倒れていくため

それを防ぐために腰を反ってしまいます。

 

腰の反りが強くなると、腹筋と臀筋の筋力も弱くなり

骨盤が前に傾くことによって、腰の反りがより強くなります。

 

 

2.急激な体重増加

 

すべり症 4

 

急に体重が増加しお腹が出てくると、その体重を支える筋力がないので

お腹が出た分腰を反って、カラダのバランスを保とうとします。

 

 

3.ホルモンのバランス

 

すべり症 5

 

女性の場合、ホルモンの影響で初潮期・妊娠期・閉経期の時期に

骨盤を安定させる靭帯が緩み、骨盤が不安定になります。

 

この時期に激しい運動や荷物を持つ作業が続くと

腰が反ってしまいます。

 

 

すべり症の手術

 

すべり症 6

すべり症の手術には2つの方法があります。

 

1.除圧術

 

神経を圧迫している部分だけを削って、圧力を取り除く手術です。

 

腰の骨の不安定性が少なく、滑っている骨の動きが少ない場合に行われます。

 

 

2.除圧・固定術

 

上記の除圧術に加えて、不安定になっている腰の骨をボルトで固定する手術で

多く行われている手術です。

 

 

 

すべり症の改善法

 

・寝方、座り方、歩き方

 

1.すべり症の症状を改善する寝方

 

すべり症の方の寝方のポイントは、長時間仰向けで寝ると腰の反りが強くなるため

横向きになり少しだけカラダを丸めて寝ることをおすすめします。

 

すべり症 7

 

また、下に敷くマットレスは寝返りがしやすいように

高反発のものか、硬いマットレスがおすすめです。

 

間違っても沈み込むような低反発のマットレスは

使わないようにしましょう。

症状を悪化させる恐れがあります。

 

 

2.すべり症の症状を改善する座り方

 

まずは症状を悪化させる恐れのある座り方をお伝えします。

 

  ・座椅子や壁などにもたれて、足を伸ばして座る

すべり症 8

 

 

   ・あぐら

すべり症 9

 

   ・椅子に座って、後ろにもたれて座る 

すべり症 10

 

 

3.すべり症の症状を改善する理想の座り方

 

まず体重が肛門より後ろにかかるように椅子に深く座ります。

この時に、踵がしっかり床につく椅子にして下さい。

すべり症 11

 

次に両手をひざに当て、胸を張ります。

胸を張る時に腰を反らないように気を付けて下さい。

すべり症 12

 

最後に両手をひざから離して下さい。

すべり症 13

 

 

4.すべり症の症状を改善する歩き方

 

歩く時に気を付けなくてはいけないことは2点です。

 

   ・良い姿勢を意識しない

 

すべり症になりやすい方は腰を反る習慣があるため

良い姿勢で歩こうとすると腰を反ってしまいやすくなります。

 

   ・足を前に出そうとしない

 

上げた足を前に出す歩き方をすると、体重の移動がスムーズに行われなくなるので

腰に負担がかかります。

 

上げた足ではなく、地面についている方の足で

カラダを前に移動するように歩くように心掛けて下さい。

すべり症 14

 

食事、栄養

前述したようにすべり症になる原因は

1.歩行不足、2.体重増加、3.ホルモンのバランスですので

体重増加とホルモンのバランスには食事・栄養は重要です。

 

 

 控えた方が良いもの

 

果物や野菜に多く含まれている糖は果糖と言って

エネルギーにならない糖ですので取り過ぎると、肥満に直結します。

 

また、砂糖はエネルギーとなるブドウ糖と果糖が結合した糖ですので

少し控えた方が良いです。

 

特に果汁100%のジュースや野菜ジュースは控えて下さい。

 

すべり症 15

 

 

 しっかり食べた方が良いもの

 

お米とタンパク質です。

 

お米は前述した果糖とは逆にカラダのエネルギーになるだけでなく

ヒアルロン酸やグルコサミン、コンドロイチンなどの

関節・軟骨を作る成分の素になるブドウ糖ですので、しっかり食べて下さい。

 

特に激しい運動をしなくても、1日お茶碗4杯分のブドウ糖が必要です。

 

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タンパク質は、骨や関節を守る筋肉になるだけでなく

ホルモンを生成する材料ですので、しっかり食べて下さい。

 

タンパク質も運動をしなくても1日体重分のグラム数が必要で

50kgの人でしたら50g、60kgの人でしたら60g必要です。

 

100gのお肉に含まれるタンパク質が15gですので

1日400g前後のお肉を食べなくてはなりません。(大変ですよ~)

 

すべり症 17

 

 

運動、ストレッチ

 

1.内股スクワット

 

すべり症の根本的な原因である骨盤前傾と

腰の反りを改善するための運動です。

 

まず肩幅ぐらいに足を広げて、内股に立ちます。

すべり症 18

 

両手を前に伸ばし、カラダが前に倒れないようにして

ゆっくりと(7~8秒かけて)腰を落としていきます。

すべり症 19

 

そして7~8秒かけて元の位置に戻ります。

 

この時、最後に前に倒れた骨盤を起こすことを意識して下さい。

 

この運動を10回、朝夕の1日2回行って下さい。

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2.ハイハイエクササイズ

 

ハイハイは、すべり症の原因となる腸腰筋、腹筋、臀筋の強化になるだけでなく

体幹を支える腹斜筋、脊柱起立筋、広背筋の強化になります。

 

まず肩の真下に手を突き、股関節の真下にひざを突き

四つんばいのポーズをとります。

すべり症 21

 

四つんばいのポーズから、背中が丸くならないように前を向き

ゆっくりと足を前に出していきます。

 

その時前に出す足とは逆の手を前に突き

カラダがねじれないようにします。

 

この運動を2分間、朝夕の1日2回行って下さい。

すべり症 22

 

 

もう一度赤ちゃんに戻ったイメージで行うと、より効果が上がります。

 

 

3.腸腰筋ストレッチ

 

腸腰筋という筋肉の柔軟性がなくなってしまうことが反り腰の原因になりますので

この腸腰筋の柔軟性を高めるストレッチは、すべり症にとても有効になります。

 

ただやり方を間違えると逆に腰の反りが強くなるので注意して下さい。

 

〈反り腰にならない椅子に座って行う腸腰筋ストレッチ〉

 

まず足全体が床につく高さの椅子に、お尻を半分出して座ります。

すべり症 23

 

その状態からお尻が出ている側の足を後ろに引いていきます。

 

その時カラダがねじれないように

両手を反対側の足の上に置いて下さい

後ろに引いた側の足の付け根が伸ばされている感じがしたら

すぐに戻し、逆を行います。

 

このストレッチを左右5回ずつ、朝夕の1日2回行って下さい。

すべり症 24

 

 

まとめ

 

すべり症の原因は、骨盤が前に傾き、腰の反りが強くなることで起こります。

 

そしてその腰の反りが強くなるのは

歩行不足、肥満、ホルモンのバランスの乱れから起こるため

日常生活の見直しが必要になります。

 

寝方、座り方、歩き方を意識すると共に

食事の内容にも注意することで症状は改善していきます。

 

内股スクワットやハイハイエクササイズを日々続けることにより

カラダ全体のバランスを整え、腰が反ってしまう原因となる

腸腰筋の柔軟性を高めるストレッチを行い、すべり症を改善していきます。

 

大阪市住之江の整体は、骨盤、背骨、頭蓋骨の骨格を整えると共に

内臓を整え、カラダ全体のバランスを整えることによって

腰の反りを改善していきます。

 

腰の反りが起こらないバランスの良いカラダ作りの施術を中心に

日常生活のアドバイスを行い、全面的に患者さんのサポートをしていきます。

 

 

 

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