住之江区の整体は「山本整骨院」

頭痛やめまいを伴う肩こりは、とても辛いですよね。

朝起きるのも辛く、家族と笑顔で接するのも大変。

誰にも分かってもらえない自律神経失調症からくる

めまい、頭痛、肩こりを改善する方法をお伝えします。

 

 

頭痛めまい

 

     目次

 ・自律神経失調症チェック

 ・自律神経失調症とは?

 ・自律神経失調症を改善していく日常生活

   1.ストレスを和らげる

   2.規則正しい生活を送る

   3.しっかり栄養を摂る

   4.歩く

 ・自分で自律神経失調症によるめまい、頭痛、肩こりを改善していく方法

   1.骨盤の調整

   2.背骨のゆがみを改善する

   3.ストレートネックを改善する

  ・まとめ

 

 自律神経失調症チェック

 □めまい、頭痛、立ちくらみがある

 □吐き気を伴う肩こりで辛い毎日を過ごしている

 □背中痛、腰痛が慢性的にある

 □眠れない、眠りが浅い

 □下痢、便秘を繰り返す

 □動悸、息切れが突然起こり、いつも心配

 □食欲不振

 □手足の痺れ、冷え

 □イライラする

 □何もやる気が起きない

 □気持ちが沈むことが多い

 

自律神経失調症とは?

 

まず自律神経とは?

 自律神経とは自分の意思に関係なくカラダをコントロールしている神経で

例えば、心臓を動かしたり、食べ物を消化したり、汗をかいたりしている神経です。

 

自律神経はカラダを活動モードにする神経の交感神経と

カラダを休息モードにする神経の副交感神経に分けられ

交感神経が働く時は副交感神経の働きは抑えられ

逆に副交感神経が働く時は交感神経の働きが抑えられます。

 

即ち、交感神経はカラダのアクセルのようなもので

副交感神経はブレーキのようなものです。

交感神経と副交感神経

自律神経失調症とは?

 

自律神経失調症とは何らかの原因でカラダのアクセルにあたる

交感神経とブレーキにあたる副交感神経のバランスが乱れ

アクセルを踏んでいる状態なのにブレーキがかかったり

ブレーキを踏んでいる状態なのにアクセルがかかったりと

自律神経のコントロールがうまく機能しなくなり

様々な症状が出てくる疾患です。

自律神経失調症つらい

 

自律神経のバランス

 

自律神経失調症を理解するために大切なのが

自律神経のバランスを知ることです。

 

アクセル(交感神経)が働いている時に

ブレーキ(副交感神経)が全く働いていない状態ではありません。

 

例えば

動している時や、バリバリ仕事をしている時はアクセル90%に対し

ブレーキ10%ぐらいの割合で機能しているのですが、疲れてくると

アクセル70%、ブレーキ30%の割合に変化します。

 

逆に眠っている時はブレーキ90%に対し

アクセル10%の割合で機能しているのですが

朝目覚める時間が近づくにつれ

アクセルの割合が増加し、ブレーキの割合が減少します。

 

このように自律神経のアクセルとブレーキは

その人の生活環境やカラダの状態などで変化する

シーソーのようなものです。

自律神経シーソー

 

 自律神経失調症を改善していく日常生活

1.ストレスを和らげる

【 肉体的ストレスを和らげる 】

肉体的ストレスを和らげる方法は十分な休養です。

 

過労時や怪我をしている時は勿論のこと

何も疲れることはしていないと思っていても

気候や気温の変化などの生活環境の変化でカラダは疲れています。

 カラダに疲れを感じた時はいつも以上に睡眠を取るなどして

十分な休養を取って下さい。

 

休養を取る

 

【 精神的ストレスを和らげる 】

精神的ストレスを和らげる方法は

自律神経のアクセルとブレーキのスイッチの切り替えです

まず、自律神経のアクセルを全開状態にするために

自分にストレスにならない運動(ウォーキングやヨガなど)を行います。

 

その後、自律神経のブレーキを踏んでいる状態

即ち、

好きな音楽を聴きながらリラックスをしたり

横になったりします。

 

この運動と休息を繰り返し行うことによって

自律神経のアクセルとブレーキの切り替えを行い

精神的ストレスを和らげます。

 

要は、心地よいカラダの疲れを繰り返し与え

精神的なストレスを融和させる感じです。

 

怪我などにより運動が出来ない場合は入浴も可能です。

 

少し“ぬるい”と感じる温度のお湯にいつもより少し長めに

入浴することで運動効果を得ることも出来ます。

ストレスにならない運動

 

2.規則正しい生活を送る

規則正しい生活とは生体リズムに従った生活です。

生体リズム(体内時計)とは朝に日が昇り

夜に日が沈むというような地球の周期と同調した周期を

カラダの中に持っていることで、睡眠し心拍や呼吸のリズム

月経周期などに影響しているリズムです。

 

【 生体リズムの乱れを改善する3つのポイント 】

1)光

生体リズムに最も強く影響を与えているのが光で

朝起きたら日の光を浴びることにより、

生体リズムのスイッチが入り

正しい周期で機能し始めます。

 

2)食事

 

朝・昼・夜と規則正しい時間に食事をすることにより

生体リズムが正しくリセットされます。

 

 

3)メラトニン(脳内ホルモン)

メラトニンとは脳内に分泌される

睡眠をコントロールしているホルモンで

前記の光に密接に関係しています。

 

朝日を浴びることによりその分泌は抑制され

その14~16時間後に再び分泌が始まるというように

メラトニンの分泌は朝の光でコントロールされています。

朝日を浴びる

 

3.しっかり栄養を摂る

どんなカラダの不調改善にも栄養摂取は必要不可欠で

自律神経失調症の改善にも例外ではありません。

【自律神経失調症の改善に必要な栄養】

1)タンパク質

タンパク質は神経伝達物質やホルモンの材料になる栄養ですので

自律神経のバランスを整えるためには最も大切な栄養です。

動物性タンパク質

 

 

2)米

ごはんは脳のガソリンです。

自律神経を細かくコントロールしているのは脳ですので

脳のガソリンが不足すると、当然自律神経は乱れます。

自律神経失調症になる多くの方が

糖質を制限されている方が多いのも事実です。

脳のガソリン

 

3)ビタミン

ビタミンはカラダの総ての機能を調整する大切な栄養です。

特に、自律神経の乱れの原因となるストレス除去には

ビタミンは必要不可欠ですので、自律神経失調症の改善には

サプリメントで総てのビタミンを摂りましょう。

 

4)ミネラル

ミネラルも前記のビタミン同様、カラダの機能の調には重要で

特に、自律神経の乱れの原因になるストレス除去や

神経伝達物質には欠くことが出来ない栄養です。

ビタミン同様、総てのミネラルを

サプリメントでしっかり摂りましょう。

ビタミンとミネラル

 

4.歩く(連続40分以上)

自律神経失調症を改善するために最も必要なことが“歩く”ことです。

脳と脊髄に栄養を供給している脳脊髄液は

頭蓋骨と骨盤の動きによって循環されていて

その頭蓋骨と骨盤の動きを良くする最も効果的なのがウォーキングです。

 

脳脊髄液の循環が良くなることで

しっかり脳と脊髄に栄養が行き届いて

初めて自律神経の機能が改善します。

 

なぜ40分以上なのかというと、

骨盤の動きが良くなり

それに伴い、頭蓋骨の動きも良くなり

脳脊髄液の循環が良くなるのに

最低40分以上かかると言われています。

脳脊髄液の循環

 

 

自分で自律神経失調症によるめまい、頭痛、肩こりを改善していく方法

1.骨盤の調整(内股スクワット)

骨盤の動きを改善させ、前記の脳脊髄液の循環を改善させます。

骨盤の動きを改善させることによって、骨盤の前傾を正し

猫背やストレートネックを改善させ、自律神経の乱れを調整します。

 

まず肩幅ぐらいに足を広げて、内股に立ちます。

内股で立つ

両手を前に伸ばし、カラダが前に倒れないようにして

ゆっくりと(7~8秒かけて)腰を落としていきます。

ゆっくりと腰を落とす

そしてゆっくりと(7~8秒かけて)元の位置に戻ります。

この時、最後に前に倒れた骨盤を起こすことを意識して下さい。

骨盤を起こす

この運動を10回、朝・夕の1日2回行って下さい。

 

2.背骨のゆがみを改善する(ハイハイエクササイズ)

ハイハイは骨盤と同時に、股関節と反対側の肩甲骨を動かす運動で

背中の筋肉の左右のバランスを整える最良のエクササイズです。

    まず肩の真下に手を突き、股関節の真下にひざを突き

四つんばいのポーズをします。

四つんばいのポーズ

四つんばいのポーズから背中が丸くならないように前を向き

ゆっくりと足を前に出していきます。

その時、前に出す足とは逆の手を前に突き、カラダがねじれないようにします。

赤ちゃんに戻ったイメージで

この運動を2分間、朝・夕の1日2回行って下さい。

もう一度赤ちゃんに戻ったイメージで行うとより効果的です。

 

3.ストレートネックを改善する(アーサナ)

自律神経失調症とストレートネックにはとても深い関係があります。

実際に、自律神経失調症の症状に悩んでいる方の多くが

ストレートネックが見られます。

 

【 ストレートネックとは? 】

欠いて字のごとく、真っ直ぐな首です。

本来の首は、横から見た時に30~40度程度のカーブがあるのですが

そのカーブが無くなっている状態をストレートネックと言います。ストレートネック

ストレートネックは勿論首の骨の並びの異常ですが

決して首だけが悪いのではありません。

骨盤の前傾→反り腰→猫背→ストレートネックの順番で形成される

首の異常ですので、それを総て改善しなくてはなりません。

 

まず、ハイハイエクササイズ同様に四つんばいになります。四つんばいになる

その時のポイントが足の指を立てることです。

次にその状態から、お尻をかかとの方向に引いていきます。

その時に自分のおへそを見るようにカラダを丸めていきます。身体を丸める

次に、引いたお尻を前方に移動していきます。

同時に、天井を見るように首、背中、腰と背骨を順番に反っていきます。

その時に首のアーチを意識するとより効果的です。

天井を見るように反る

 

 

 まとめ

 

自律神経失調症とストレートネックはとても深い関係があり

自律神経失調症によるめまい、頭痛、肩こりを改善していくためには

乱れた自律神経のバランスを整えることと

ストレートネックを改善することがポイントになります。

 

自律神経のバランスを整えるためには

“ストレスを和らげる” “規則正しい生活を送る”

“しっかり栄養を摂る” “歩く”

という日常生活の改善が必要です。

 

ストレートネックを改善するためには、

まずカラダの土台となる骨盤を調整し

背骨のゆがみを改善させ、

首のしなりを出していくことが必要です。

 

大阪市住之江区の整体院では、自律神経失調症による

めまい、頭痛、肩こりの患者様に独自の整体と

その人に合ったアドバイスを行っております。

 

 

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